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医薬品をどのようにして使い分けるか?

多色なカプセル

同じ病気の名前であってもそれに使用できる医薬品は多数あります。
市販薬をとってみても誰もが使ったことのある風邪薬は無数にあり、風邪を引いてしまったときにはどれを使ったら良いだろうと迷ってしまうのが当然です。
結局は口コミやパッケージデザイン、名前の好み、値段などのなんらかの要素でまずは選んで使ってみるということになるでしょう。
そして、あまり効果がなかったら違うものを次には購入して使ってみるという形で、より自分に合っているもの、あるいは自分の症状に効くものを探していくことになるというのが一般的です。

基本的には医薬品の使い分けはそういった形の試行錯誤で行うしかないというスタンスで使用しているのが実際です。
多くの場合には医師が処方する場合でも数多くの選択肢があり、その医師が使用した経験の多いものを中心にして、経験的にこういった症状の患者にはこれが良いといったことで判断をして使い分けています。
しかし、中には患者によって使用できないものがあったり、飲み合わせが悪いものがあったりするために使い分けをすることになることもあります。

最も典型的なものとしてあげられるのが肝臓や腎臓の機能が低下してしまっている患者であり、高齢者にはそういった患者が大勢います。
医薬品の中には肝臓で主に代謝されるものもあれば、腎臓から直接排出されるものもあります。
腎臓の機能が低下してしまっている患者には肝臓で代謝される医薬品を使用するといった形で選択されるのが一般的であり、そうすることによって重篤な副作用が生じないように配慮されています。
妊婦もまたその典型的なものであり、安全性が保証されている医薬品のみを使用することになっていくのです。